ご挨拶

 エスぺラントネット 塚本 猛<c.tak@esperanto.ne.jp>

名前について、エスぺラントって何?、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

1987年ポーランドの眼科医ザメンホフ博士が、国際補助語(エスぺラント博士著)として

発表して以来、各国でたくさんの人々が使い続け、受け継いできた言葉です。


各国の力の差があるのは事実であり、その立場の有利/不利があるのも事実です。

その他にも様々な問題があって、全ての問題を解決するのはほとんど不可能とも

思えます。でも話合いの場で使用する言葉くらいは、双方に共通で平等なものにしたい

との考えから考案、発表されたものだと思います。


今、インターネットの使用が急激に普及しております。その中でクラッカーの問題は

言うまでもなく、反社会的なサイト、EC(電子商取引き)の問題から個人や企業に対する

攻撃の問題、文書ファイルにも潜伏するようなウィルスの問題もあります。また、技術的

にもセキュリティの問題や、アクセスが集中することによる障害、ブラウザの違いによる

表示の違いなどもあり、今出ている問題だけでも解決にはかなりの時間がかかるでしょう。


私どもでは、ほとんど何も出来ることがありませんが、せめていくらかでも皆様のお役に

立ちたいと思っております。このたび開始しましたメール関連サービスは、私個人の

経験から出ているところでもあります。プロバイダを乗り換える度に変るメールアドレス、

仕事上のメールアドレスと個人のアドレスを切り分ける必要性、ポストペット用アドレス、

自宅でのメール受信と移動中のメール受信の問題を軽減する一助となるものと考えております。


無料のメールアカウントがあるのは十分承知しておりますし、自分でも使用した経験が

あります。でも、やはりメールにコマーシャルがついたり、良く使うメーラの使用が出来

ないなどの制限があったりで、結局使わなくなってきました。経済原則からも、サービス

に対する対価は必ず誰かが支払うはずであり、ボランティアならその提供者自身、

そうでなければ他の誰かが、なんらかの形で支払うものであることを再認識しました。


以上の考えから、このたびのサービスに付きましては一定の対価を設定しました。

また、最近のクラッカーやスパムメールの横行などに鑑み、不正利用される事の無い

よう十分注意する事としました。使用時の便利さは、もしそれが悪意のある人に使われた

場合の危険性を考慮してバランスを取るべきものだと考えます。


このように、私どもでは皆様のお役に立ちつつ、他の方々の迷惑にならぬよう業務を

進めて行く所存でございますので、ご理解の上ご利用頂けますようお願い致します。

以上。